「あいつのことが気に入らない!」
一般社会と同じく、芸能界にも「犬猿の仲」はいくらでも存在する。
お笑いコンビ「ペナルティ」のヒデが、5月15日放送の「マルコポロリ!」(関西テレビ)で明かしたのは、大嫌いなお笑い芸人の名前だった。
ヒデは「ノンストップ!」(フジテレビ系)で2014年から通販コーナーを担当。同コーナーは、在京キー局テレビ通販売上が7年連続トップを記録しているという。
「マルコ──」では、ヒデが「通販レジェンドSP」として、実演販売士のレジェンド松下、通販番組のパーソナリティーとして人気の「やのぱん」とともに、ゲスト出演した。
松下はテレビショッピングの世界に進出した当初、売れずに苦労したが、マツコ・デラックスの番組に呼ばれたのが転機になったそうで、次のように回想。
「マツコさんの番組に呼んでもらって、僕が紹介するとマツコさんがすごいリアクションする。そうするとめちゃくちゃ売れるんです。僕が最初に求めていた『実演』と違う感じになっていくけど、世の中はそっちを求めてたんだなと気付いて。最初はタレントさんがリアクションする大事さに気付かなかった」
それを受けて、ヒデがこう返す。
「(タレントは)どっちか振り幅がある人の方がいいんですよ。陣内(智則)さん、大嫌いなんです。スタジオで何の興味もなくこうやって(うなだれて)、髪とかこう(いじる仕草)…。すっごく嫌なんです」
これにMCの東野幸治も激しく同意。陣内は通販番組に出演しても、とにかくリアクションが薄いのだという。
在阪芸能メディア関係者によれば、
「ヒデはさらに『東野は目が嘘つきだから通販番組には向いていない。メッセンジャー・あいはらは通販に向いている。ほんこんはリアクション向き』とも話していましたね。芸人にも適材適所があるんでしょう」
通販番組における陣内のやる気のなさ…これはこれで、見ると面白いかもしれない。
(鈴木十朗)