母親役を演じるTBS日曜劇場「マイファミリー」での迫真の演技が脚光を浴びている多部未華子(33)。19年に結婚した写真家の夫との間に昨年、第1子をもうけるとすぐに女優復帰。ドラマだけでなく映画でも存在感を発揮するなど、出ずっぱりなのだ。その裏には「出世作」で見せた意外な艶技があった‥‥。
公開中の映画「流浪の月」(ギャガ)で主人公、松坂桃李の恋人役を務める多部は、完成披露試写会で意外なエピソードを披露した。出演者へのスパルタ演出で知られる李相日監督から、
「桃李君を触ってよ」
とリクエスト。多部も「痴女」よろしく、撮影の空き時間やセッティング中にもずっと松坂へのボディタッチを繰り広げていたことを自ら手ぶりを交えて赤面告白したのだ。映画ライターが明かす。
「あまり派手なイメージのない多部さんですが、女優としての評価が高いのは、出産後の第1作ドラマが、中高年層がメイン視聴者の日曜劇場だったことからもわかる。そのキッカケが、15年に公開された映画『ピースオブケイク』で、当時、25歳だった彼女は同年齢の主人公役を熱演しています。作中冒頭では、アイドル女優という評価だった多部が、いきなり交際している男性から強引に迫られ、ブラの上から推定Cカップの乳房を揉みしだかれて身悶える。さらにアパートの隣に越してきた綾野剛と結ばれる濡れ場も評判となりました」
問題のシーンでは、2人が6畳一間のアパートの一室でまったりしている最中に突然、地震が起こる。幸い、大きな揺れではなかったが、2人はたまらず抱き合ったまま高まって一気にセックスになだれ込む展開だ。
「濡れ場では、綾野がキャミソールを一気に脱がせると、背中越しに多部のスレンダーな肢体が露わになる。どこか生活感のある細身の体をくねらせ、まるで、ひな鳥が親鳥にエサをおねだりするような激しいディープキスを受け入れると、今度はお返しとばかりに首を押さえつけて、舌先を男の中に押し込んでいく。この濃厚なキスシーンはプライベート感満載でした。その後、青いレースのパンティを脱がされて笑顔を浮かべながら挿入されるシーンは、実に初々しいカップルの初夜を演じきっていました」(前出・映画ライター)
出演中のドラマ「マイファミリー」では、主人公・二宮和也の妻を演じているが、15年ぶりの共演にもかかわらず、息もぴったりだという。
「もともと多部さんはあまりおしゃべりなタイプではない。対して座長の二宮さんがとにかく空き時間はしゃべりっぱなし。その大半はゲームのようですが(笑)、共演の賀来賢人くんとの漫才に多部さんが笑いを入れて場を盛り上げているそうです」(ドラマ関係者)
視聴率低迷が目立つ今期のドラマの中で快進撃を続ける理由は、現場の“ファミリー感”にあるのだろうが、母となった多部の“セクシー艶技”も見てみたいものだ。