高島礼子が大女優のプライドをかなぐり捨て、本当の自分をさらけ出して勝利を追い求める──。
そんな「真の姿」が見られると好評なのが「BINGO対決旅」だ。最新回が6月1日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送され、今回も高島の奮闘に期待が集まった。だが過去2回とは違い、残念な評価が下されたのである。
「その理由は高島の判断ミスです」
と振り返るのは、テレビ誌ライターである。
勝利をほぼ手中に収めておきながら、ミスを連発。太川陽介に勝利を譲ったのだ。テレビ誌ライターが、問題のシーンを解説する。
「2日目がスタートした時、高島は札幌のラーメン店でラーメンを食べてマスをゲットすれば勝ち、という状況。それなのに太川の動きを深読みしすぎるあまり、回避してしまったんです。その後、カレー店に向かう時も判断ミスをして、遠回りのルートを選んでしまった。時間をロスし、これが敗北に至る直接的な原因となりました。最初のミスは読み合いの末のことなので仕方ないとしても、次はしっかり情報収集していれば避けられたはず。信じられないミスに『戦いを盛り上げるために、わざとやったのではないか』というヤラセ指摘まで出ています」
さらに定山渓温泉のチェックポイントでの行動も、批判の的に。
ここでのミッションは「絶景野天温泉を堪能せよ」。高島は自らこのミッションを選んだだけに、入湯シーンは確実と思われた。ところがである。
「温泉に入ったのはサバンナの八木真澄だけ。高島は温泉に近づくことすらしませんでした。バスタオルで入るシーンを期待して盛り上がっていただけに、ガッカリ感は大きかった」(前出・テレビ誌ライター)
いいところなく太川に敗れた高島。次回、リベンジを果たすには、見事な采配と温泉シーンに挑むしかない。