上沼恵美子が、6月5日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演。先ごろ「竹野内待ち」が報じられた竹野内豊を擁護する一幕があった。
番組では、5月11日発売の「週刊文春」による竹野内に関する報道がトークテーマに。
竹野内は昨年末で大手事務所「研音」から独立。現在、独立後初の主演映画の撮影中だが、竹野内はOKシーンの後も悩み続け、監督に撮り直しを要求することがあるというもの。現場では「竹野内待ち」で撮影が進まないため、スタッフが困惑しているという。
それを受けて上沼は、
「これ、叩かれるな。個人事務所になったら一回はやられちゃいますよね」
と指摘した上で、
「熱心やから『今のシーンもう1回、監督』って言ってるんやけども『竹野内待ち』なんていうのは悪口やからね。あの人で待たされてるとか言うのは、この業界では悪口なんですよ。『誰待ち?』『なんとかさん待ち』『あ~あ』って、みんなで言うんだもん」
FUJIWARA・藤本敏史が「お芝居に対してストイックとかじゃないんですか」とフォローすると上沼も頷いて、
「私はそう思いますよ。だから、ひがんでるブサイクなスタッフが言ってるんだと思いますよ」
と言い放ち、スタジオを笑わせていた。
映画製作関係者が、事情を明かす。
「撮影現場では、監督が何回も撮り直しさせることもあれば、役者自ら撮り直しを要求することもあります。最近では、5月からオンエアされている象印マホービンの圧力IHジャーのCM現場で、阿部寛が監督のOKが出た後でも『もう一度いいですか』と撮り直しを希望したというエピソードが紹介されていましたよね。現場スタッフにしてみれば、サクサクと仕事を進めたいのが本音ですが、一方で役者が納得のいく演技をしたいのもわかる。せめぎ合いは常にあります」
竹野内は大手から独立しているだけに、余計に神経を尖らせているのだろう。
(鈴木十朗)