今年7月、参議院議員選挙の開票日に放送される「選挙の日2022 私たちの明日」(TBS系)で、爆笑問題の太田光がスペシャルキャスターを務めることが発表された。
昨年10月の「選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ」(TBS系)に次いで、二度目の選挙特番登場となる。
「前回が相当ムチャクチャだったので、彼の再登板は想定外でした。いまだに思い出すだけでヒヤヒヤします」
と回想するのはTBS関係者である。
太田は前回の特番で、初対面である自民党の二階俊博元幹事長に対して「人相が悪いんですけど、怒ってますか」「二階さんはいつまで政治家を続けるつもりですか」と挑発的な発言を連発。小選挙区で落選した甘利明氏には「ご愁傷様でした」と言い放ったのだった。
そんな太田は二度目の登板にあたり、
「参院選特番の『台風の目』にしたいです。前回色々ありましたが、私の『芯』は変わらないし、今回も何が起こるかわからない感じにしたい」
とコメントを発表した。先のTBS関係者が頭を抱える。
「案の定、ネット上では『また太田を使うなんて考えられない』との声が上がっている。TBSとしても、相当な覚悟を持った起用だといえます。とはいえ、実際に、前回を超える大炎上を招くのでは…。普通に考えて『二度目はおとなしくするだろう』と思いますが、そうした常識に反発し続けてきたのが太田。自身の存在価値を懸け、前回に輪をかけた失礼なコメントを連発する可能性は捨てきれない。選挙特番史上、最悪の放送事故に発展するかもしれません」
太田は6月14日深夜の「JUNK 爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で、数々の批判の声に対し「ホントに腹立つな。まだ何も言ってないんだよ、オレ」と反論した上で「(炎上するようなことは)言わないって。オレ、丁寧にやるわ」と明言。果たしてどんな生放送になるのか──。
(川瀬大輔)