女優・星野真里の夫で、TBSアナウンサーの高野貴裕氏が、7月の人事異動でアナウンサー職から離れることが先ごろ、報じられた。アナウンスセンターから総合編成本部編成局プロモーション部へ異動するという。
高野アナは2003年にTBS入社。高畑百合子アナ、小林麻耶(現・國光真耶)と同期で、「王様のブランチ」「NEWS23」「私の何がイケないの?」などに出演。現在は、「ひるおび!」「THE TIME,」のナレーションを担当したり、TBSのアナウンススクールで講師を務めており、プライベートでは11年9月に星野と結婚し、15年7月に第1子となる長女が誕生している。
ところで、このところTBSアナの人事異動が続いている。
「かつて『はなまるマーケット』などに出演していた斎藤哲也アナは編成考査局、スポーツ実況等を担当していた清水大輔アナが総務局、現在『サンデーモーニング』のサブキャスターを担当する水野真裕美アナは、人事労政局へ異動すると報じられています」(芸能ライター)
なぜここにきてベテランアナが相次いで異動するのか。芸能ライターがこう続ける。
「コロナ禍で番組の出演人数を減らす状況が続き、一部の人気アナに仕事が集中する傾向が加速。特にTBSではアナウンサー余りの状態が深刻化しているといい、稼働の少ないベテランアナが異動の対象になったと言われます」
かつて“女子アナ30歳定年説”が唱えられたことがあったが、局アナは男女問わず年齢を重ねると居場所が狭くなるようだ。
(鈴木十朗)