芸能

関口宏は「サンモニ」降板でも「朝生」を死ぬまで辞めない田原総一朗に視聴者が「反対コール」

 関口宏が10月22日の「サンデーモーニング」(TBS系)で、来年3月末での番組降板について語った。事前にTBSが発表しており、「まだまだ自分は元気だが、世代交代というのも大事」という関口のコメントも出ていた中での、ナマ報告。発表後初めての出演で何を語るのか、注目されていた。

 関口が自身の降板について語ったのは番組後半、「今秋の一枚」のコーナー。1987年10月4日、初回放送時の写真を示しつつ、

「このサンデーモーニング、36年経ちました。わたくしも80(歳)になりまして、そろそろ世代交代かということになりました」

 番組自体は継続し、後任には元NHKでフリーアナの膳場貴子が決まっている。

「また3月になりましたら、詳しいことをお伝えいたします。引退するわけではございません」

 関口は降板後、BS-TBSで番組を持つことになるという。テレビ関係者が言う。

「『サンモニ』は近年、視聴率が下降傾向にありました。番組内での関口の発言に批判が寄せられることも多くなっていた。写真誌『FLASH』が9月に行った、テレビ好き女性に聞いたアンケートによると、『サンモニ』は『そろそろ終了してもいい長寿番組』の2位に入っていました。こうした結果が降板に影響したかどうかは定かではありませんが、関口は去り際を決断したのでしょう」

 一方で、「サンモニ」と同じく1987年にスタートし、現在も続いている長寿番組が、ジャーナリストの田原総一朗氏が司会を務める「朝まで生テレビ」(テレビ朝日系)だ。

「これも関口同様に、近年は視聴者からの批判の声が多くなっています。高齢の影響なのか、滑舌が悪くなって『何を話しているのかわからない』と。あるいは耳が聞こえづらいのか理解力の低下なのか、『何度も同じことを繰り返し聞いていて、イライラする』といった声もある。『突然怒り出して怒鳴りまくるのが不快』という意見も多く、『そろそろ引退すべきでは』との声が高まるのも仕方がないところです」(前出・テレビ関係者)

 10月20日の「朝生」では、事実とは違う田原氏の発言に対し、番組途中に渡辺宜嗣アナから訂正と謝罪が入るアクシデントも。それが以下の2件だった。

「先ほど宮台(真司)さんが『高齢者は自殺しろ』と言ったかのような発言がありましたが、この発言は宮台さんではありません」

「原発の話の中で『東芝がウェスティングハウスを買収したのは3.11の後だ』と発言しましたが、これは3.11の前の2006年のことです」

 生放送の討論番組で、視聴者に誤解を与えるような、事実と違った発言があってはならないが、

「勉強不足というよりは、高齢からくる思い違いの類のように思えます。さすがにこれでは危なっかしくて、司会を任せられないのでは…」(前出・テレビ関係者)

 田原氏自身は昨年、ネット配信番組で「朝生」ついて「死ぬまでやる」と語っているが、「そろそろ辞めてくれ」と考えている視聴者は少なくない。

 テレビ朝日の決断や、いかに。

(石見剣)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論