「高校時代、温存したじゃない。あの時、オレ、ブーブー言ったんだよ。なんだよ、と。だいたい、お前1人の甲子園じゃないじゃないかと…」
ロッテ・佐々木朗希の大船渡高校時代、3年夏の甲子園出場を懸けた花巻東高校との岩手県大会決勝で、故障防止のためにと佐々木を温存。チームは敗れ、当時、メディアでも取り上げられるほどの社会問題に発展した。
これを、冒頭のごとく返ったのは、爆笑問題の太田光である。くりぃむしちゅーの上田晋也とともにMCを務めるトークバラエティー番組「太田上田」(中京テレビ)のYouTubeチャンネル〈太田上田【公式】〉でのことだった(6月19日)。
さらに太田の見解を聞こう。
「他のチームメイトだっているんだし、それを使わないって、いくらなんだって、酷過ぎるよ。高校野球だってひとつの青春なんだからねって、さんざんラジオとかでも言ったんだけど」
そう憤っていったん区切りを入れると、今度は、
「撤回したい。本当に申し訳なかったと。本当に監督、あんなこと言ってごめんなさい」
翻って参院選が投開票される7月10日、選挙特番「選挙の日2022私たちの明日」(TBS系)に出演予定の太田。昨年10月、衆院選の投開票日に放送された「選挙の日」に出演した際には、大物政治家に対する言動が「礼節を欠いている」と炎上騒ぎを起こしている。
鋭く切り込むスタンスは変わらずとも、即撤回、謝罪で乗り切るか…。
(所ひで/ユーチューブライター)