お笑い芸人の狩野英孝が、6月18日放送の「おかべろ」(関西テレビ)にゲスト出演。過去にアフリカのロケで、ハイエナに襲われたことを明かした。
番組中、「ロケ現場で起きた奇跡」の話題となり、狩野は「日本の着ぐるみは、世界に比べて断トツで素晴らしいんです。精細にできていて。で、シマウマの着ぐるみを着てアフリカに行って、サバンナでシマウマとからめるか、検証しましょうとなったんです」と、ある番組の企画を説明。
しかし現場では、「シマウマはよそ者が来ると離れるし、近付けば離れるし、『ヤバイ、アフリカまで来てるのに実証できないぞ』と。スタッフもちょっと焦りだして『失敗で終わりましたじゃ日本に帰れないぞ』と思って」とマズイ状況に。
「そんな中、狩野は暑さから着ぐるみを着たまま休憩をとることに。すると、ハイエナが狩野を死んだシマウマと勘違いして寄ってきたのだとか。しかもスタッフは動物の警戒を避けるため離れた場所にいたことから、狩野はインカムの指示で動かずにじっと耐えたといいます。一方のハイエナは着ぐるみをボロボロに破き、最終的にその中から出てきた狩野に驚いて逃げていったのだとか」(テレビウォッチャー)
結果、シマウマには「本物」とは「認定」されなかったが、ハイエナには本物と思われたため取れ高としてはOKとなり、「ある意味、奇跡」と振り返った狩野。
「今回明かされたロケは、2011年8月に放送されたバラエティ番組『(株)世界衝撃映像社』(フジテレビ系)のことでしょう。実は狩野は、このとき最後に走って逃げたのですが、足を噛まれ、持っていた目線カメラには歯型がついていたという、かなり危険なロケでした」(芸能ライター)
今であればこんな撮影はコンプライアンス的に不可能と思われるが、過去にスキャンダルを何度も乗り越えてきた狩野だけに、ロケ現場でも当時から“持っている”ようだ。
(鈴木十朗)