高橋英樹主演の人気ドラマ「西村京太郎トラベルミステリー 十津川警部シリーズ」(テレビ朝日系)のファンが恐れていたことが、ついに現実になってしまった。
高橋が6月22日のブログで明かしたところによると、同作品の撮影が秋に持ち越しになったという。放送も秋以降になるだろう。
十津川警部シリーズが最後に放送されたのは、20年の7月。ファンは2年も最新作の登場を待ち続けてきた。高橋が6月11日のブログでクランクインが始まったことを明らかにすると、喜びの声が上がったことは言うまでもない。ところが、である。
6月15日のブログの投稿「思いがけないこと!」で、撮影が延期になったと高橋は明らかにした。理由はスタッフの健康トラブルだとしている。テレビ誌記者が言う。
「具体的にどんな健康トラブルなのか発表していませんが、スタッフが新型コロナウイルスに感染したのではないでしょうか。今、ドラマの撮影が休みになるのは、それ以外に考えられません」
その後、6月22日には「明日から撮影再開です!!!皆さんも健康でありますように」と、十津川警部シリーズの撮影が再開することを明らかにしていた。高橋も撮影を楽しみにしている様子だった。
ここでさらに予想外の展開に。22日夜10時の投稿で「まあ仕方ないさ!今撮影中の作品が秋に持ち越すことになりました」と発表。ファンから悲鳴が上がったのだ。
コメント欄には「延期は残念ですが、涼しい時期になってよかったですね」「仕方ないですよね。体をいたわってください」と寄せられている。前出・テレビ誌記者が解説する。
「一部のファンは『撮影は再開されず、このまま流れてしまうのではないか』と心配しています。十津川警部シリーズは『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)で放送されていましたが、土ワイは終了。これはドラマ枠ではなくなってしまいました。その後、2時間サスペンスドラマは少しずつフェードアウト。土ワイのもうひとつの看板作品だった沢口靖子の『鉄道捜査官』も、昨年8月の放送が最後。2時間サスペンスドラマ受難の時代を迎えています」
そんな時代の流れに負けず、十津川警部シリーズの撮影再開を待ちたい。