「九州場所に向け、自分達が乗り込んだ時、ここ数年は不入りが続いた九州場所のチケットの売れ行きが、信じられないくらいの勢いで好調でした」
自身の自叙伝漫画を連載する「週刊アサヒ芸能」(7月7日号)でこう回想するのは、元横綱・白鵬の間垣親方である。時は10年11月の九州場所。白鵬はここで、双葉山の前人未踏の大記録69連勝に挑むことになる。チケットが売れたのは、このためだった。
そんな中、白鵬が要注意力士と意識していたのは、安美錦と稀勢の里。白鵬は言う。
「(稀勢の里とは)対戦成績では20勝4敗、11連勝と圧倒的にリードしていましたが、対戦する相手にとっては、そんな数字は関係ない」
だがそこで、思いもよらない「アクシデント」に見舞われた。それは一体、何か。そして悩んだ白鵬が電話をかけた「超大物」とは…。
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