大相撲七月場所が迫ってきた。名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で、7月4日(日)~18日(日)の開催である。白鵬にとっては、進退をかける運命の場所。相撲ファンのみならず、注目を集めることは間違いない。第69代横綱となって14年。幕内優勝44回を数える大横綱は、「七月場所は45回目の優勝を目標に頑張りたいと思います」と静かに決意を語るのみ。「進むのか、退くのか、はたまた止まるのか」。片時も目が離せない七月場所が初日を迎える。
さて、「週刊アサヒ芸能」で、絶好調連載驀進中の「白鵬本紀」は、第9番。2001年3月。新弟子検査に合格したダヴァ(白鵬)は、いよいよ力士としての苦難の道を歩み始める。初稽古の日、立ちはだかったのは兄弟子、荒若。体重185kgの巨漢力士だ。
「モンゴルちゃん、カモーン!」「ホラァ、ぼくちゃん、どうした」「押すんだよ!」と、いいようにあしらわれ、白鵬によれば、「押そうが引こうがピクリとも動かない巨漢の兄弟子の前でこりゃあエライ所に来たなと本当に思いました」とのことである。
そのダヴァの思いとは裏腹に、「ダヴァの四股名を考えてやらないと…」と宮城野親方。三月大阪場所の夜。舞台は宗右衛門町のとあるクラブ。今、明かされる四股名の驚きの由来とは…。ライブ相撲マンガ「白鵬本紀」第9番「白鵬誕生」は、6月29日発売の「週刊アサヒ芸能」7月8日号に掲載。はっけよい!!