元KAT‐TUNメンバー・田中聖被告が、再び違法薬物所持の疑いで逮捕されたのは、6月29日。同じ違法薬物の使用・所持の罪に問われた件で、名古屋地裁から懲役1年8カ月、執行猶予3年を言い渡されてから、わずか9日後のことだった。
今回の逮捕時、田中被告が無用な抵抗を4時間半も続けていたことが7月1日の「FRIDAYデジタル」によって報じられ、ファンをアキレ返らせている。
記事によれば、田中は29日午後5時半頃、千葉県柏駅前で不審な挙動をしていたため、付近をパトロールしていた警官に声を掛けられたという。しかし、これを無視して商業施設に入ると、警官をまこうとして逃げ回り、途中で誰かにしきりに電話を掛けるという行動に。
結局、最後は強制力のある令状を見せられ、その場で所持品検査が行われると、薬物入りの袋が発見されたのである。発見から逮捕まで4時間以上もかかったことで、周囲は多くの警官と野次馬でごった返したのだという。
素直に職務質問に応じていれば、ここまで大騒動には発展しなかったのだろうが、この往生際の悪さは、さらに田中被告のイメージを失墜させたといっていい。スポーツ紙デスクは、
「ネット上では『酒井法子並みの悪質さ』などという声も出ていましたね。酒井も09年に、当時の夫が違法薬物で逮捕後に逃亡を図り、5日後に逮捕されるという往生際の悪さを見せて猛バッシングを受けました。田中の件でまたもや蒸し返されるとは、少々気の毒ではありますが…」
田中被告の弁護側は7月4日付で、6月20日に下された判決を不服として控訴しているが、果たしてファンはどう思っているのだろうか。
(ケン高田)