クズ芸人として人気急上昇中の酒井貴士(ザ・マミィ)が6月29日放送の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦」(テレビ東京系)に出演。道中でのクズ言動に、非難と笑いが渦巻いた。
バス旅のクズ言動といえば、太川陽介の名パートナーだった蛭子能収の専売特許。旅の途中でパチンコをやりたいと言い出したり、情報を忘れてしまった太川を非難して怒らせたりと、自由奔放だった。だが酒井のクズ言動は、蛭子よりもひどいと評判だ。
歩くのを嫌がってタクシーに乗りたいと言い出すのは当たり前。1日目の行動が終了し、急ぐ必要がなくなった後でもタクシーを使おうと提案し、太川の怒りを買う始末だった。テレビ誌記者は、
「蛭子と同じく無類のギャンブル好きということで、後継者として期待する声がありました。タクシー代をギャンブルで増やそうと言い出した時は、まさに蛭子の後継者だと思いましたね。蛭子は実際に19年5月に放送された『ローカル鉄道乗り継ぎ旅』で、旅の資金を増やすために競艇をしています。思考パターンは全く同じですね」
だが酒井は、その蛭子すらやらなかったクズ言動に及んだのである。
目的地の場所がわからないまま、歩いていた時のこと。精神的に楽になろうと思ったのか、スタッフに「お金を払うから場所を教えろ」と迫ったのだ。提示した金額は300円だった。
「冗談めかして買収を持ち掛けていましたが、目は本気だったように見えました。スタッフの買収はさすがの蛭子もしませんでしたよ。クズっぷりを炸裂させていましたね」(前出・テレビ誌記者)
芸人としての「実力」を遺憾なく発揮した酒井。蛭子の後継者として、再びバス旅に出演することはあるか──。