7月8日、「おかわりくん」の愛称でも知られる西武の中村剛也が、清原和博氏を抜いて歴代1位の1956三振を記録して話題となった。中村は、西武一筋、今シーズン20年目。本塁打王も6度獲得しているだけに「振りも振ったり」といったところだろう。
それから約1カ月後の8月5日、大リーグでも活躍した元巨人・上原浩治氏が、自身のYouTubeチャンネル〈上原浩治の雑談魂〉で「歴代三振記録ベスト10を当てる」という企画に挑戦した。
10位は「鉄人」の愛称で知られた衣笠祥雄(広島)など、上原氏は順調に名前を挙げていくのだが、最後まで残ったのが、5位の秋山幸二(西武、ダイエー)だった。
秋山といえば、本塁打王を1度獲得しているが、三振はその数を上回るリーグ最多を3度記録している。
「とりあえず1位は中村さん、2位は清原さん、3位は秋山さんで~、と思ってたのにいつのまにか秋山さんが結構抜かれててびっくり」(上原氏)
ちなみに秋山より上位だったのは、3位の名球会捕手・谷繁元信(横浜、中日)、4位のセ・パ両リーグで本塁打王に輝いた山崎武司(中日、オリックス、楽天)だった。
こうした「意外な結果のランキング」は、上原はもちろん、視聴者の野球ファンも十分に楽しめたようだ。
今後も投手篇、守備篇などを期待したい。
(所ひで/ユーチューブライター)