「週刊文春」が、神奈川県・知黒岩祐治知事の不貞スキャンダルを報じた。
神奈川県知事選(4月9日投開票)で4選を目指し、立候補している黒岩氏には妻と2人の息子がいるが、かつて11年間にわたって、都内在住の女性と「ただならぬ関係」に。
しかし2011年、知事選出馬となった際に、女性に対する黒岩氏の態度が豹変。関係は完全に終了したという。
黒岩氏は「文春」の取材に対して不貞関係を認めて、公職に就くにあたって身を正すべきと考えて女性に説明し、男女関係を断ったと釈明。同時に謝罪しているのだが、衝撃的だったのは、女性とのメールのやり取りだ。女性の手料理と性行為を重ねるような表現や「ナマだよ~!!ニュルニュル~~~」などと、出演番組を下ネタ化したようなものまで、ふだんの紳士キャラからはかけ離れた卑猥なメッセージを送っていたのだ。
黒岩氏は自身のSNSでも謝罪しているが、さすがにお下劣すぎる文面で火ダルマに…かと思えば、意外にそうでもないのである。ネットウォッチャーが語る。
「本人のSNSは炎上気味のようなのですが、他のSNS上などではむしろ『好感度が上がった』とする声が少なくありません。理由はまず12年前の話であることや、女性は当時、黒岩氏の下ネタを楽しんでいた時期があったといい、コテコテのオッサンギャグを交えた内容が、むしろ庶民的と捉えられているようです。さらに、知事になってからの実績が評価されていることもあるでしょう」
ただし、誌面で告白した女性はポイ捨て同然の行為にはいまだ怒り心頭の様子。過去のこととはいえ、不貞は褒められた行為ではない。影響のほどは、知事選の結果でわかることだろう。