キムチに続き「韓食」文化の世界遺産登録を目指し、国策として世界にアピールする韓国。だが、その実態は、バキュームカーでの調味料運搬、農薬入り生海苔、細菌入りインスタント粥‥‥と、「不衛生」をはるかに超えた、人命を脅かすバイオテロ状態だった。あなたの食卓にも並ぶかもしれない危険な韓国食品の実態を──。
「昨年に比べて売り上げは40%以上も落ちました。韓流ブームの時には平日でも日本人で街はにぎわっていたのに、今は週末でも閑散として、店を閉める飲食店も増えています」
こう嘆くのは、「韓流の総本山」東京・新大久保で働く飲食店店主である。韓国貿易協会の報告書によると、昨年の対日輸出でキムチは前年比約22%下落。ビールは約50%減と、目も当てられない状況だ。
「12年8月に李明博大統領(当時)が竹島に上陸してから、客足が遠のいてきた」(店主)
しかし、原因は政治的背景だけではない。日本では韓国の「食」に対する信頼度がガタ落ちしているのだ。食品問題評論家で食品表示アドバイザーの垣田達哉氏はこう解説する。
「日本でも有名な『辛ラーメン』から発ガン性物質が検出されるなど、韓国では一昨年から食品汚染の問題が相次いで起きています。韓国食品が安全ではないということが意識されるようになり、敬遠する日本人が増えているのです」
ユネスコの無形文化遺産に登録された「キムジャン文化」のキムチでさえ、安全性が揺らいでいる。4月7日には、食品製造・加工メーカー「珍味」の工場で生産されているキムチ製品から食中毒菌が検出され、約1万2000キロが販売中止。回収騒動に発展したのだ。韓国人ジャーナリストの朴龍洙〈パク・ヨンス〉氏はこう語る。
「工場の一件だけではなく、韓国内で作られるキムチは体を害する菌や防腐剤が大量に含まれているとして、韓国人でも食べるのを躊躇〈ちゅうちょ〉することがあります」
信頼と売れ行きの回復に必死なのか、韓国観光公社は「キムチカクテル」を開発し、運営サイトで紹介した。グラスにニンニク、焼酎、キムチジュースを入れて混ぜたあと、キムチ漬けの白菜をコップに添えた衝撃のカクテル。しかし、公開直後から同サイトのコメント欄は大炎上したのだ。
〈観光公社の職員は間違いなくおかしい〉
〈私は韓国人だが、この商品に騙されてはいけない〉
韓国食品の問題はキムチにとどまらない。4月3日には、群山市にある大手調味料製造会社の食品工場で、調味料の原料になる「糖蜜」37トンを、人糞用のバキュームカーで運搬したとして工場関係者が警察に摘発されたのだ。在韓記者はこう語る。
「会社側は『タンクに沈殿した糖蜜のカスを処分する際、粘着性が強いのでバキュームカーを利用した。食品原料には使用していない』と説明しています。ただ、警察は業者の証言に疑いを持っているようです」
バキュームカーのホースを製造タンクに入れた時点で、食品衛生上問題があるとして、市は行政処分する予定だという。
◆アサヒ芸能4/22発売(5/1号)より