まだまだ暑い日が続くが、気がつけば暦の上ではすっかり秋。そろそろ燗酒が恋しくなってきた左党も多いのでは? 屋台で焼き鳥片手にぬる燗を一杯…想像しただけでも喉が鳴るというもの。
そんな御仁にうってつけ、かどうかは不明だが、いまや大人気のカプセルトイに、酒飲みを唸らせる「やきとり」の最新作が発売されたという。
その詳細を明かす前にまずは「焼き鳥トリビア」を。
「焼き鳥」と「やきとり」、この2つにはそれぞれ意味があるのをご存知だろうか?
「どちらも同じでは?」と思いがちだが、実は大きな違いがあるのだ。
まずは「焼き鳥」。これは「鳥肉や鳥の内臓を串に刺して焼いたもの」。そして「やきとり」は、「鳥肉だけでなく、牛や豚などの肉やそれらの内臓を串に刺して焼いたもの」なんである。
「じゃあ、『やきとん』は?」と思ってしまうが、実は「やきとん」は、「豚肉や豚の内臓を串に刺して焼いたもの」なのである。ならば「焼き豚」でもいいようなものだが、それだと「チャーシュー」と勘違いしてしまう人もいるというわけで…。
さて、くだんのカプセルトイだ。
「タカラトミーアーツ」から1回200円で発売されている「Food collection 食品サンプルシリーズ 行列のできる老舗の味 やきとん編」がそれで、「かしら」「しろ」「とんつくね」が、それぞれ「塩」と「たれ」で、全6種というラインナップ。
皿に盛りつけてみると、なかなかにリアルだ(写真は手前から「かしら・たれ」「しろ・塩」「とんつくね・塩」)。
そして、皿の横に置いてあるのが、「キタンクラブ」から発売されている「やきとりング」(1回400円)で、その名の通り「やきとり」が指輪(リング)になっている。写真の「皮・塩」の他に「ねぎま・塩」「ねぎま・たれ」「つくね・たれ」「ベーコントマト」の全5種で、「赤提灯」を模したカプセル(写真右上)に入っている。
なるほど「ベーコントマト」は鳥ではないから「焼き鳥ング」ではなくて「やきとりング」か…と理解できるのは、先のトリビアの学習の賜物だ。
たまにはこんなカプセルトイを前に一杯やるのも一興かも!?
(カプセルタロウ)