今や押しも押されもせぬ大人気女優、広瀬すずの礎となった人物がいた──。
広瀬は10月4日から放送されている千寿製薬の新商品「マイティアVプラス」のテレビCMに出演しているが、その撮影の様子とインタビューが、オリコンのYouTubeチャンネル〈oricon〉で公開されている。
オープンショルダーの清潔感溢れる白い衣装で撮影に臨んだ広瀬は、目薬のCMにちなんで「コミュニケーションを取る時、瞳を意識されていることはありますか」と質問され、次のように答えた。
「10代の時にセリフがたくさんある役を演じ、先生役で出演された大先輩方に『人に物を伝える時にどこを見る?』と言われて『目を見ます』って言ったら、そうだと言われて。相手の目を見ないと何も伝わらないよっていうのを、初主演のドラマの時に教えてもらった」
広瀬の初主演ドラマといえば、15年に放送された「学校のカイダン」(日本テレビ系)。生徒会長を押し付けられた、広瀬演じる女子高生が、言葉の力で学校に革命を起こすという学園ドラマだ。芸能ライターが言う。
「先生役は、理事長兼校長の浅野温子。他にも金山一彦、野波麻帆、金子ノブアキが好演しましたが、最も『らしい』のは、教頭役の生瀬勝久でしょう。だとすれば、大きな目が特徴的な生瀬らしいアドバイスですね」
あの抜群の演技の源が、そこにあったのだ。
(所ひで/ユーチューブライター)