10月の番組改編で「スッキリ」(日本テレビ系)の月曜コメンテーターに、2人の元局アナが起用された。ひとりは元NHKの神田愛花、そしてもうひとりが、元テレビ東京の大橋未歩。
まずは神田。今年4月にスタートし、わずか9カ月で終了が決まった昼の情報番組「ポップUP!」(フジテレビ系)の後番組「ぽかぽか」のMCに決まるなど、今、最も勢いのあるフリーアナウンサーだろう。
10月3日の初お目見えでは、1日に亡くなったアントニオ猪木について聞かれ、「エゴサーチすると、アゴが出てるって書き込みが多くて、コンプレックスだったんですけど、それを見て悔しくて、猪木さんのモノマネをするようになったんです」と。猪木のモノマネがきっかけでバラエティー番組の仕事の幅が広がった…そう言うと、MCの加藤浩次が「(今)できますか」と振る。すると即座に「なんだよ加藤! やれんのか、加藤、オイ!」と顎を突き出し、ためらうことなく猪木のモノマネを披露。この瞬発力が、バラエティー番組で重宝される所以か。
そして、もう一方の大橋。10月5日放送「5時に夢中!」(TOKYO MX)でのこと。「声が低い女性の方が男性にモテる」という記事についてのトークで、この日のコメンテーター・松田ゆう姫とヒコロヒーがともに声が低いということで「声が低いと同性に敵視されることってまず、ないじゃないですか」と。
MCの垣花正から「今度、『スッキリ』されますけど、コメンテーターの時はトーン変えようと思ってますか」と促され「『スッキリ』は腹から(声を)出してますよ」。姿勢を整えて「こんばんは、『スッキリ』です」と。これには「MCなの?」と共演者からツッコミが。大橋の狙いはコメンテーターでなはく、その先にある番組MCだったとは! 思わぬところで野望が発覚した。
いずれにしても、この秋は熟妻アナに要注目!
(堀江南)