中居正広が心配だ。
今年7月16日、毎年総合司会を務めていた「音楽の日」(TBS系)を急性虫垂炎による入院のために急遽、出演を見合わせたのは記憶に新しいところ。その際、安住紳一郎アナと江藤愛アナが8時間の生放送をそつなくこなし、病院のベッドで見ていた中居はその時の心境を「イライラというか…『やっぱり中居ありきだな』みたいな雰囲気もほしいわけですよ。それを感じなかったのが寂しくて」と、7月22日の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)でボヤいていたことも…。
そして、今回。10月に入り、体調不良のため「中居正広のキャスターな会」(テレビ朝日系)を2週連続で休み、さらに14日放送の「金スマ」も欠席していた。
15日には「キャスターな会」に、3週間ぶりに復帰した中居。番組冒頭に挨拶すると、劇団ひとりから「大丈夫なんですか、体調のほうは」と声を掛けられ、「もうビンビンのボーボーです」と笑いを誘って場を和ませる。休養の理由を問われると「ちょっと調子おかしくて、一週休んでも『ちょっとあれかなぁ…』と思って。じゃ、もう2、3日大事をとりましょうか、ぐらいで」。7月の急性虫垂炎や、以前、自身がラジオで言及していた肝臓の数値が原因、というわけではないと伝えるものの、病名などには言及せず、「別のちょっと…」と濁すのみ。
この日は、中居休養中に代役を務めた清水俊輔アナが、サポート役で出演。それが不満なようで「放送見てても、なんかソツなくやってますし。うん。なんか、清水君がいる時、柳澤(秀夫)さんと古市(憲寿)はそんなにギクシャクしないし…」とボヤく。
みちょぱから「嫉妬してるんですか」とツッコまれると「僕が居ない間、こんなに穏やかに滞りなく進んでるわけですから」と答え、イジけているようにも見えたが、ここでも自分不在の状況でつつがなく番組が放送されたことを嘆いていた。
いつも通りの雰囲気や発言に、復帰を素直に喜んであげたいところだが、顔色はかなり白く、明らかに病み上がりな印象であり、心配になるレベル。
10月20日放送「速報ドラフト会議2022 THE運命の日」(TBS系)も生放送でどうなるかと思ったが、大好きなプロ野球の番組だけに張り切っていて、ドーラン濃いめで顔色の悪さを隠していた。
とはいえ、やはりやつれた印象は否めない。中居も齢50。若く見えても、体にガタがくる年齢だ。無理せず、個人事務所の名前「のんびりなかい」のように、のんびりとやってほしい。
(堀江南)