今年のプロ野球ドラフト会議でちょっとした話題になったのは、日本ハムのドラフト3位指名選手だった。メジャーリーグ帰りの加藤豪将だ。11月4日には、新庄剛志監督が同席して入団会見を開いたのだが、アメリカ生まれ、アメリカ育ちの加藤について、新庄監督は「俺よりも日本語がうまい」と驚いた様子。さらには会見前に初めて対面した印象について「体がデカイ」と評価した。加藤も「JRに乗ったことがない外人です。4番でキャッチャーをやりたい」と、笑いを取りながら挨拶したのだった。球団関係者が舞台裏を明かす。
「会場では、メジャー経験者の球界OBが在籍する、日本の大手芸能事務所関係者が見守っていました。今後、本格的にマネージメントを手掛けるようで、新庄監督もその売り込みを知って、獲得を熱望したようです」
メジャー帰りの大型内野手というフレコミはいいが、はたして期待通りの活躍は本当にできるのか。スポーツ紙デスクは、
「球団の扱いは完全に、助っ人外国人選手。契約金と年俸合わせて推定1億円と報じられたのは、そういうカラクリがあるのです。結果が出なければ、2年でクビを言い渡される立場。もはやBIGBOSSだけでは話題がもたない証拠ですね」
来季こそは、野球の成績で注目されてほしい。