11月22日、元・光GENJIの大沢樹生が、来年4月に予定されている東京・北区区長選に出馬する意思を固めたと、スポーツ紙が報道。本人もインスタグラムで「昨日の一部新聞報道での北区区長選出馬の件に関しましては後日に自分の言葉でキチンとお話させて頂きます」と発信している。芸能関係者が語る。
「大沢は北区と所縁が多く、18年には北区の劇場を主な拠点として活動するプロレス団体『シアタープロレス花鳥風月』で、1日限りのプロレスデビューを果たしています。デビューにあたっては、北区東十条の道場に3~4カ月、トレーニングに通ったそうです。『花鳥風月』所属選手のほか、元パンクラスの船木誠勝らとタッグを組み、30分一本勝負で勝利。その後も団体の関連トークイベントに出演するなどしています。また、今年の夏には、北区の商店街を舞台にした映画『サムアップ!』で主演。北区のシティプロモーション推進担当課や公園課が協力し、飛鳥山公園にボクシングのリングを設置して撮影するなど、地元と密着した活動を行なっています」
今回の出馬に関しては、「花鳥風月」が母体となって立ち上げる地域政党「東京新党16」が大沢の支援に回るとのことで、
「『花鳥風月』はプロレス団体でありながら、今年4月に団体に、所属するプロレスラーあべけんじ(安倍健治)氏が山梨県甲斐市議会議員選挙で当選しているほか、北区の現職区議・坂場まさたけ氏が、覆面レスラー『ゴメンライダー』としてリングに上がったりするなど、選挙活動にも積極的です。過去、大沢は特に政治的な発言はしていませんが、現役議員が2名も関連しているだけに、その選挙対策は期待できるでしょう」(地元関係者)
大沢といえば、87年に光GENJIでデビューし、トップアイドルとして脚光を浴びたものの、94年に脱退。光GENJIも95年には解散した。ことに思い出されるのは、14年に大騒動となった、前妻・喜多嶋舞との間に生まれた長男がDNA鑑定の結果、父子関係がなかったという一件である。先の芸能関係者は、
「現在、東京・五反田で馬肉料理専門店『樹馬』などをプロデュースするなどしていますが、先日、再結成した同じ元ジャニーズの『男闘呼組』のように、第一線への復活が期待されます。現職の花川與惣太区長は03年から5期連続で務めており、現在87歳。東京での区長最年長です。選挙戦で光GENJIの元メンバーたちが応援演説に駆け付け、ローラースケートで走りながら支持を訴えれば、かつての女性ファンは熱狂するのでは」
ジャニーズ出身の元トップアイドルにして、初の首長誕生となるか。