天才テリー伊藤対談728回 西田麻衣 (2) 芸能界の何が難しいの？

テリー　芸能界に入りたいと思ったきっかけは何だったの？
西田　実は高校の時に好きな人に告白してフラれて、それがきっかけで芸能界に入ったんです。見返してやろうと思って、他の女の子と違うことをしたいと思ったんです。
テリー　あ、なるほどな。そこからどういうルートで入ったの？
西田　｢スペースクラフト水着グラビアオーディション｣というのを受けまして。３１５２人の中からグランプリになりました。
テリー　凄いねえ。スペースクラフト、いい事務所じゃない。そうすると雑誌に出るでしょ。それをその男は見たのかな？
西田　見たと思います。連絡は取ってないんですけど、地元のお友達からは、私の連絡先を探してるっていうふうには聞きました。
テリー　探してるってことは、いずれ電話がかかってくるかもしれないね。そしたらどうするの。
西田　普通に話せますけど、ちょっと「やった」って感じですよね。
テリー　もう１回、会ってくれないかって言ったら？
西田　それはちゃんと無理と答えます。
テリー　そんなこと言わずにさあ。
西田　もう男性の趣味も変わっちゃったんですよ。このお仕事を始めてから、年上のスーツを着た男性に魅力を感じるようになったんです。道とかでも、スーツの人が歩いてると絶対目で追ってます。
テリー　なるほどな。いざ入ってみて、芸能界というところはどうでしたか。
西田　芸能界は、私が思ってたより凄く難しいところでした。
テリー　何が難しい？
西田　神田うのさんと同じ事務所なんですけど、オーディションに受かったらすぐにうのさんみたいになって、道も歩けないぐらい有名になるんだって思ってたんですね（笑）。
テリー　んな夢みたいな話があるわけないだろ!
西田　まさに夢かと思ってたんですよ。
テリー　「うわあ、私は３０００倍の難関を突破したから、明日からお金は入ってくる、家は建つ、スターになって街を歩けなくなっちゃうんだ」って。
西田　そうです、そうです。でも、そこからお仕事して、やっぱり難しいんだなってわかって、そんないい話はないと思ったんですよ。
テリー　当たり前だろ!
西田　バラエティとかも出させていただくんですけど、難しいですね。緊張するんですよ。周りに自分がちっちゃい時から見てた芸能人の方がバーッているわけじゃないですか。どうすればバラエティでうまく話せるかなというのが、今一番の悩みですね。
テリー　だって、麻衣ちゃんは麻衣ちゃんのよさがあるんだから、周りを気にしないで、そのままでしゃべればいいんじゃないの。今日だって、しゃべってて楽しいし、魅力的だし。
西田　ありがとうございます。