カプセルトイの快進撃は、留まることを知りません。先日もいつものようにガチャパト(ガチャガチャパトロール)をしておりましたら、思わず目を疑うような商品が。それが写真の「ラブホの部屋パネル」(TAMA-KYU 全9種類 1回300円)です。
入り口にある部屋パネルを見事に再現したカプセルトイ。いったい誰がこんなものを考えたのでしょうか。尊敬します。
それぞれ個性的な部屋が9部屋。料金も部屋ごとに異なり、ゴージャスなダブルベッドの402号室は、REST¥6,800、STAY¥13,900。ボタンを押すとパネルが光ったり、消えたりする本格仕様です。人生で一度はあのボタンを押してみたかった、という方、これさえあればいつでも押せます。ピンクのカプセルが、どこか淫靡に見えますね。
「上野さん完全監修!!」とありまして「どこの上野さん?」と思ったら、あの人でした、あの人。マンガ「ラブホの上野さん」の原案・原作者です。
ホテルのスタッフ経験を元にした恋愛エッセイでおなじみ、2年前にはフジテレビでドラマ化され、本郷奏多が上野さんを演じました。ホテル「五反田キングダム」のマネージャー・上野さんが恋愛に悩む人たちの相談に乗り、恋愛指南し、成就したあかつきには「五反田キングダム」をご利用ください、というようなストーリーでした。事情を知り尽くす上野さん完全監修によるパネル、これは気になります。
狙うは定番、回転ベッドの302号室!念を入れて開けてみたところ、なぜかプールの401号室でした。艶ビデオでおなじみの、あのプールでしょうか。こちらはREST¥19,800、STAY¥29,800と、9部屋の中で最もお高い部屋でした。
再度、「回転ベッド、来い!」とガチャを回したところ、今度は202号室。なにやら怪しげで、よく目を凝らしてみたところ、拘束具や三角木馬を確認。そのテの趣味に特化したお部屋のようです。こちらもREST¥9,800、STAY¥16,800とお高めですね。
ほかにも電車の座席や教室など「ごっこプレイ」が楽しめる部屋もあります。パネルの上下左右には凸凹があり、繋げることができるので、いくつか集めて並べると、おうちで「ごっこ」ができますよ。究極のオトナのガチャガチャです。
(カプセルタロウ)