飲むのが仕事という側面も大きい芸能界には、酒豪自慢は少なくない。毎日、朝まで飲み明かし、そのまま撮影所に向かった、などという俳優の話もよく聞く。そんな芸能界「大酒飲み紳士録」に、所ジョージが加わった。
所の酒豪ぶりが明らかになったのは、12月1日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)。酒好きが集まり、自身ののんべえ生活を語ったのだ。
これまで酒席をともにした人の中で最も強かったのは誰かと聞かれた石倉三郎は「所ジョージだね」と即答。所は「ビールなんて水だから、ウイスキーを飲もう」と言うと、次々とグラスを空にしていったという。石倉によれば「2軒目は俺の店に行って、所が『この店のビール全部飲んじゃおう』って言うから、全部飲んだ」。テレビ誌記者が言う。
「本当に全て飲み尽くしたそうで、スタッフがビールを買いに行くことになったと、石倉は明かしていました。しかも所はどんなに飲んでも全く変わらなかったそうです」
ダウンタウンの浜田雅功は「所さんが飲むイメージない」と驚いていたが、週刊誌記者は、
「芸能界の酒豪を探すのは週刊誌の人気企画で、これまでに何度もやったことがあります。ただ、取材してきた中で、所ジョージの名前が上がったことはありません。石倉三郎よりも飲むとは驚きでした」
石倉によると、所は普段は一滴も飲まず、飲むのは気を許した一部の人とだけ。だからあまり知られていないのだろう。加えてもうひとつ理由があると、この週刊誌記者は指摘する。
「所は自身の著書の中で、少し変わったお酒の飲み方を明かしています。屋台のおでん店ではんぺんをつまみに、吐くまで飲み続けるとか。すっきりすると、再びお酒を飲む。これを繰り返すそうです。翌日は当然、二日酔いになるので牛乳を飲み、毛布にくるまって汗をかいて治す、と明かしていました。著書ではお酒は強くないという感じだったのですが、こんな飲み方を繰り返して強くなったのかもしれません」
ぜひ一度、テレビで飲みっぷりを披露してほしい。