昨年の夏から3人の子供とフランスのパリで生活し、YouTubeで近況を発信し続ける杏。元夫の東出昌大は、徐々に役者の仕事も増えてくる一方で、まさかの「猟師生活」が話題に。また、東出の不貞相手だった唐田えりかはダンプ松本の半生を描いたドラマで剛力彩芽とともにクラッシュギャルズ役に挑戦。杏の生活を激変させた2人もそれぞれに新たな道を模索中だが、杏の移住前に、「フランスでの新生活」の見通しについて、いちはやく詳細に報じた人気記事を再掲載する。(4月30日配信)
20年8月の離婚後、折に触れ「フランス移住」が取り沙汰されてきた杏。本人も語学習得など準備に余念はなく、いよいよ決行に移される日が来たとか。
現在、7月から放送されるフジテレビの「月9」ドラマの撮影中である杏。これが日本での最後の連ドラ出演になるともっぱらだ。ある芸能プロ関係者が言う。
「撮影は1月下旬にスタート、6月までにはクランクアップの予定です。3児の母である彼女は上の双子女児を今年9月からフランスの小学校に通わせるビジョンが女性誌に報じられましたが、事務所の関係者に聞くとまさしく事実でした。移住にはベストタイミングで、半ば芸能界引退も視野に入れているらしいです」
芸能ジャーナリストの竹下光氏が、今回の移住説について解説する。
「モデル出身の杏はパリコレなどの出演経験もあり、以前から海外志向が強かった。子供も物心がつく年頃で、東出昌大との離婚の際のゴタゴタについてネットなどで見たり聞いたりする機会も出てくるでしょう。そうした喧騒から我が子を守るためにも移住を決意したんだと思います」
女手一つで異国での子育て。となれば先立つものが必要となるが、先の関係者が、心配は無用と断言する。
「本格的なブレイクから約10年、蓄えは相当額ありますよ。杏は主演ドラマのギャラが1話につき400万円が最低ライン、それ以上のこともザラです。映画は1本1000万から1500万程度でしょうか。情報番組やドキュメンタリーに出演することもあれば、これまで出演したCMも25社以上。雀の涙の養育費をもらう必要はゼロですよ」
杏には個人事務所代表を務めた実母がいるが、14年に独立するまで実母が作った借金を返済し続けたと言われている。貯蓄に回すならこの後の稼ぎのはずだ。
そこで独立後のギャラを試算したところ、主演級の連ドラが約50話、映画出演が4本だった。単発のスペシャルドラマもあり、演技仕事では3~4億円のギャラを得たと推測される。
「大きいのはCMギャラ。東出の不貞発覚前は年間1億円、それ以降はややイメージダウンで7000万円が相場です。現在出演中のCMが5社で年間4億円弱、累計15億円は下りません。つまり演技とCMだけで売り上げは20億円以上、事務所の取り分や税金を考慮しても杏には10億円は入ったはず。少なく見積もっても7~8億円は貯蓄に回せたでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
最近は新たな「錬金術」にもチャレンジしている。
「去年11月にYouTubeを始めています。登録者数は半年で61万人。再生回数、動画のCMの種類などを見るに、広告収益はすでに1000万円以上、今後も月に100万円程度の継続的な収入は見込めるでしょう」(ITライター)
渡仏後の「日銭確保システム」まで構築しているとは‥‥。母は強しと言わざるを得ない。