タレント・坂上忍が12月25日放送のカンテレ「おかべろ」にゲスト出演。“芸能界引退”について触れた。
坂上がMCを務める「バイキングMORE」(フジテレビ系)は、12日に来年3月終了を発表したばかり。この日の放送は今年9月に放送された坂上のゲスト回の「未公開SP」 で、「バイキング─」終了発表前に、坂上が芸能界の引き際について語る様子が放映された。
現在、レギュラー4本を持つ坂上。毎朝3~4時に起床し「バイキング─」の生放送へ向けスタッフからのメールと朝刊で情報収集。その後、愛犬と愛猫の世話をして、8時45分にフジテレビに出発。午後11時ごろに就寝して、睡眠時間は約4時間という。
「何歳まで芸能活動を続けるか」という質問に坂上は、「いつまでもしがみつく立場でもないという感じなので。『バイキング─』も何歳までって僕の中で決めてます」ときっぱり。
「僕は3歳から(子役を)やってるので、定年といっていいころにバラエティ番組に拾っていただいたと思っている。寿命を違う畑で伸ばさせていただいた思いがある。でももう決めてますし、たぶん僕は物心つかないころからやってますので、ちゃんと身を引けるタイプかなと思ってます」と語った。
NON STYLE石田明が「『バイキング─』は体力も使うじゃないですか。精神もすり減りますし」と気遣うと、坂上は「体力というより、心ですかね。本当にいろんなことがありますから」と溜め息。ナインティナイン岡村隆史が「休みたいなとは考えないんですか?」と質問すると、坂上は「バラエティに関しては、よそからお邪魔させていただいてるという意識は当然ありますから、簡単に投げ出せないという思いもあれば、 いつまでもしがみつく立場でもないという感じなので。責任を果たせるなら果たしてちゃんと身を引きたいというのはあります」と答え、「最終的には動物のお世話をして終わりたいので」と話していた。
「バイキング─」についてはその発言通りとなっただけに、芸能界自体の引退時期についても、すでに決まっているのだろう。
(鈴木十朗)