グラビアで魅せた挑発的な「M字開脚」のポーズが話題となり、00年代にはテレビのバラエティー番組やプロレス界で大活躍したインリン(46)。今では3児のママになっていた。
──08年に6歳下の日本人の一般男性と結婚し、10年7月に長男を、13年12月に女の子と男の子の双子を出産。並行して家族で台湾に移住されましたね?
インリン 私が10歳まで過ごした生まれ故郷ということもあって、私の意向のように思われがちなんですが、実は夫の希望なんです。私は結婚後も日本で仕事を続ける予定だったんですけど、長男が赤ちゃんだった時に家族で台湾に遊びに行ったことがあって。その時に夫がとても気に入って‥‥。引っ越して気がつけば10年以上になります。
──子育ては大変?
インリン 子供たちにとっては怖いお母さんかもしれません(笑)。最近は台湾でも“ホメて育てる”といった日本流の子育てスタイルが浸透しています。でも、私は自分が叱られて育ったこともあって、どちらかと言うと“叱る派”で。「ダメなものはダメ!」と怒ります。もう少し優しいママになれたらいいんですけど。
──YouTubeチャンネルの「インリンちゃんねる」では、変わらぬスタイルを披露。独自のエクササイズ「5分M字脚パカ」を紹介した動画は65万回も再生されましたね。
インリン グラビアをやっていた頃は、実はあまり運動はしていなくて。撮影でいろんなポーズを取るのがエクササイズになっていたのかもしれません。でも出産後は、特に腰回りの肉がなかなか落ちなくて。それで運動をするようになって、最近はヨガをしたり、家で筋トレをしたり。ジムにも通って特にヒップアップを意識したトレーニングをしています。お尻はプリッとしたほうが可愛いので。
──グラビア時代、あの「M字開脚」が強烈なインパクトを与えた一方、悩んだ時期もあったとか?
インリン 「M字開脚のインリン」という世間のイメージが強くなり、どのグラビアでもそのポーズを求められて‥‥。決して飽きたわけではないんです。でも、「他にいいものはないか」「新しいものを発信しなくては」というプレッシャーは常にありました。それが3~4年も続くとどんどん悩みも深くなって‥‥。
──なるほど。強力な武器だからこその呪縛ですね。
インリン でも、最終的には「M字開脚があるから今の私がある」というところに落ち着いて。やはり私の人生の中ですごくインパクトのある大切なポーズですね。
──04年12月からはインリン様としてプロレス団体「ハッスル」のリングに参戦しました。
インリン しっかりとトレーニングをして試合に臨んだのですが、それでもケガをしたり、大変なこともありました。でも、皆さんの声援を聞くと「頑張ろう!」って。いろんな方に支えていただいて、ツラいというよりも楽しかったです。
──リングで激闘を繰り広げたグレート・ムタの“代理人”である武藤敬司選手が2月21日にレスラーを引退しますね?
インリン 私の中で武藤さんはムタなんですけど存在感がスゴすぎて。試合では毒霧を股間に噴射され、その結果、妊娠してボノちゃん(元横綱でプロレスラーの曙の化身)が生まれるという(笑)。「ファイティング・オペラ」と言うだけあって、ストーリーもよく練られていましたね。
──20年にはデジタル写真集「しっとりエロテロ2020」を発売。今後のグラビア展開は?
インリン 年齢も年齢なので体形のキープも大変ですし、やる以上は「いいものを見せなくては!」というプレッシャーもあります。でも、見たいと思ってくださる方がいるならまだまだ頑張ろうかな。これからも日本のファンの皆様に向けて活動していくので、応援よろしくお願いします。忘れないでくださいね~♪