渡辺直美がブラッド・ピットとのインタビューで、流暢な英語を披露した。
2月10日に公開されたブラピの主演映画「バビロン」PRの一環で、ブラピと共演者のマーゴット・ロビーへのインタビュアーに、渡辺が抜擢されたのだ。配給会社の通訳はついたものの、流暢な英語での挨拶はもちろん、ブラピとロビーの会話に即座に反応するネイティブスピーキングぶりに、驚いた視聴者は多かったことだろう。
渡辺はかねてから「勤務態度」が真面目なことで知られていた。英会話も人知れず努力したことが窺えるのだ。
そんな渡辺が「災難」に遭ったのは、芋づる式の汚職逮捕者が出た東京五輪だった。五輪開会式の責任者が、渡辺にブタを演じさせる提案をした一件は、日本国民をアキレ返らせた。芸能記者が言う。
「オリンピックとオリン『ピッグ』をかけたシャレだとの弁明は、聞いているだけで恥ずかしくなる言い草でしたね。そんな差別まがいのヘイトがまかり通る日本のエンターテイメント界に渡辺が愛想を尽かし、吉本興業の先輩芸人・野沢直子のように、アメリカに生活拠点を移したのは当然と言えるでしょう」
渡辺は映画の舞台になっているハリウッドにちなみ、ブラピとロビーに質問を投げかける。
「私も実は日本からニューヨークに移住して、夢を叶えようと頑張っているんですけど、夢を叶える秘訣ってありますか」
するとブラピは、次のように答えたのである。
「直美、もうすでに君はオリジナルな存在、ファンタスティックだよ。ファンタスティックなまま、自分らしくい続けて下さい」
渡辺の言う夢とは何か。
「自身のインスタや出版物で『日本のお笑い芸人は地上波で帯番組をもつのが成功とされるけど、米国のショービジネスの方がいろんな可能性があるように思える。40歳までに米ハリウッドでコメディ映画を撮りたい』と語っています。アメリカでコメディエンヌとして成功するのが、彼女の夢なのです」(前出・芸能記者)
ハリウッドの大スターに太鼓判を押された渡辺が、大坂なおみ、ナオミ・キャンベルに並ぶ「世界のなおみ」になる日が来るかもしれない。