シュッとした顔に、それがMEGIMIだと気が付かなかった視聴者もいたのではないか。昼下がりに3Pベッドシーンも再放映したNHKの意欲作、時代劇「大奥」は2月28日から冨永愛演じる徳川吉宗の時代に移り、MEGUMIは大岡越前を演じている。
「MEGUMIはピーチジョンの肌着モデルを務めるなど、一児の母と思えぬたわわなバストとプロポーションは健在です。大奥では江戸茶など抑えた色の着物の下にサラシを巻いて、大きすぎるバストを封印。知性的な演技が光ります」(芸能記者)
昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条政子を演じ切った小池栄子に続き、イエローキャブ出身元グラドルの快進撃が止まらない。雛形あきこのように、刑事ドラマに欠かせない実力派もいる。
一方で同じイエローキャブ出身でも、細川ふみえには重婚騒動があり、あるいは熊田曜子や小倉優子のように、離婚スキャンダルで手負いの元グラドルもいる。何が彼女たちの勝敗を分けるのか。
「MEGUMIは夫・古谷隆志の異性関係、小池には夫の借金と、それぞれに問題を抱えていました。それでも男に振り回されない芯の強さ、気の強さが、2人が女優として大成した一番の理由でしょう。もちろん元イエローキャブの野田義治社長の教えも大きい。野田さんは礼儀と行動に厳しく、自分を売り出すために有名人と交際する『売名行為』を嫌いました。小池もMEGUMIも当初から女優志望でしたが、バストで名前を売ってから好きな仕事をするよう説いた。バストが注目されている間にテレビ局や映画関係者に『あの子は面白い』『何か持っている』と思わせるものを磨けと教育していたのです。初志貫徹でブレずに演技を学んだ小池とMEGUMIは私生活でも親友同士ですから、互いに刺激を受けていると思います」(前出・芸能記者)
バストを隠した和装もいいが、演技力の円熟味を増した小池とMEGUMIの、今後の熟したラブシーンにも期待したいのである。