3月3日はひな祭り。昨今は住宅事情もあり、豪勢な7段飾りではなく、お内裏様とおひな様だけのひな飾りが多いようです。しかも、ミッキーマウスとミニーマウスの親王飾りや、ミッフィーちゃんやキティちゃんといった人気キャラクターを使った、コンパクトなケース飾りものが人気だとか。
おひなさまのお顔も時代によって流行がありまして、昨今は丸顔のものや二重で大きな目の可愛らしいものが多く作られているようです。個人的には切れ長の目で柔らかな笑みを浮かべた、いわゆる昔ながらの「日本人形」的なお顔が好みですが…。やはり「人形は顔が命」ですからね。
その「人形は顔が命」をモットーにしているのが、創業300年を超える老舗の日本人形メーカーの「吉徳」。「顔がいのちぃ~の、よ~し~と~く~」のCMでご存知の方も多いのではないでしょうか。吉徳はひな人形だけでなく、五月人形も製作していまして、鎧兜をまとった「ダースベーダー」なんてものまであります(お子さんがダークサイドに落ちたらどうするのか、と思いますが)。
そして昭和31年からは、ぬいぐるみのメーカーとしても有名です。私も子供の頃、うさぎのぬいぐるみと一緒に寝ていました。先日、その懐かしいぬいぐるみとご対面。思わずうるっとしてしまいました。なんと、あの頃のぬいぐるみが、カプセルトイになったのです。 その名も「吉徳のぬいぐるみフィギュアコレクション」(ケンエレファント/1回500円)。
ラインナップは「S-K1001(パンダ)」「クリーミー(兎)」「Crawling DOG(犬)」、「クリーミー(猫)」「Cuddle Bear(熊)」の5種類で、どれもフロッキー仕様。ぬいぐるみのフワフワ感がしっかりと再現されています。
当時、ぬいぐるみに付けられていたメダルのフィギュアも再現(写真の中央にブラ下がっているもの)されています。今回もしっかりコンプリート。うさぎさんだけは絶対に手に入れたかったので、必死でした。いくつ被ったかはナイショ。
(カプセルタロウ)