芸能

堀江しのぶから佐藤江梨子まで…イエローキャブ「破産」までの栄枯盛衰

20150216yellow-cab

 一時代を築いた芸能事務所のイエローキャブが事業を停止。4億円の負債を抱え、自己破産を申請することになった。

 1980年設立のイエローキャブは、堀江しのぶやかとうれいこなどバストが売りのグラビアアイドルをメインに据えて成功。その後も雛形あきこ、小池栄子、佐藤江梨子らが「イエローキャブ軍団」と呼ばれ、グラビアを席巻した。

「最盛期には所属タレントの写真集が立て続けに発売され、まるで月刊誌のようなペースでした。部数も10万部超は当たり前で、その印税だけでも毎月、数千万円の収入になっていたはずです」(芸能ライター)

 そしてイエローキャブといえば、名物社長の野田義治氏の名を挙げないわけにはいかない。堀江らを見出した慧眼に加え、マンガ誌に自ら水着グラビアを売り込むなどアイデアマンでもあった。

「まだグラビアアイドルが今ほど一般的ではなかった80年代に、イエローキャブはお正月に所属タレントをハワイに連れて行き、マスコミ向けの撮影会を始めました。当時のハワイは著名芸能人が正月休みを過ごす場所として人気で、それを取材するマスコミも多く滞在していた。そこに所属タレントを連れていけば注目されるはずと考え、仕掛けていったわけです」(前出・芸能ライター)

 野田氏の読みはズバリと当たる。イエローキャブの「正月ハワイ水着撮影会」は恒例行事と化し、正月明けのスポーツ紙にはビキニ姿の写真が当たり前のように載るようになった。2004年には「イエローキャブ軍団INハワイ」(日本テレビ系)という番組まで放送されたほどである。

 しかし、ハワイ撮影会旅行のコストは事務所からの持ち出し。良くも悪くも古い芸能界体質の野田氏は、入ってきたお金を惜しみなく使うタイプだった。そして2004年には経営トラブルが原因で社長を解任されてしまう。だが野田氏を慕うタレントの多くは、野田氏の新会社・サンズへと移り、イエローキャブの所属タレントは一気に少なくなった。

 小池栄子や佐藤江梨子などイエローキャブに残った人気タレントもいたが、番組・映像制作部門が不振で売上は減少。その2人が1月末で契約満了となり、それぞれ独立、移籍したことにより、事業停止に至ることとなった。

 野田氏はかつて、事業を成功させるコツとして、「時代のニーズを考えながら初心を貫く覚悟で継続すること」と語っていた。時代のニーズを読み続けた野田氏のサンズは残り、イエローキャブは潰えた。いつの世も、先を読む者が生き残れるのかもしれない。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
4
「子供じゃないんだから」佐々木朗希が米マスコミに叩かれ始めた「温室育ち」のツケ
5
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」