BTSのメンバーであるジミンが「ヨントン」を行うことで、世界中のアーミー(BTSファン)が大騒ぎしている。
ヨントンとは、K-POPアイドルとビデオ通話によって、1対1で1分間の会話ができるファンミーティングのこと。 映像通話を指すヨンサントンファを略した用語だが、BTSがヨントンをすることは稀だ。数年前までサイン会をしたことはあっても、ましてやヨントンとは…。これをBTSのメンバーが行うということで、応募が殺到しているのだ。
とはいえ、条件はかなり厳しい。期限内に応募抽選対象のCDアルバムを1枚以上購入して一口の応募ができるのだが、グローバルな公募で限定70名が当選という、とてつもない高倍率である。
では、いったいどのくらい買えば、ジミンとビデオで会話できるのだろうか。東京大学工学部で統計学を学ぶ学生に聞いてみた。現在のファンクラブ会員数はおよそ200万人といわれており、ジミン推しではなくとも、ジミンと1分でも話したいアーミーは山ほどいることを加味して、一口4000円、100万人が応募する想定で考えると、
「ざっくり1万枚買えば、50%の確率ですね。2万枚買えば、75%。つまり、8000万円分を買えば、75%の確率で当たるかもしれません。1枚だったら、0.0007%。でも、これは3枚買った人でも当たることもあれば、3万枚買ったって当たらないかもしれません。まあ、3万枚買ったら当たる確率は上がりますけど、1億2000万円も買って当たらなかったら目も当てられませんね。だったら1億円を寄付して、BTSに会ってくれないか、お願いした方が効率がいい」
ちなみに、日本限定で30名という枠もあるらしいが、
「倍率は変わりませんよ。まあ、宝くじに当たるようなものです。お金が余っているアラブの大富豪のBTSファンとかは、買うんですかね」(前出・統計学を学ぶ学生)
当落発表は3月末、当たった人を見てみたい。