メジャーリーグ・カージナルス所属でワールド・ベースボール・クラシック日本代表のラーズ・ヌートバーも大谷翔平同様、3月6日から代表試合に出場可能となり、阪神との強化試合でいきなり先制打を放った。
「1番・センター」で出場すると、初打席でセンター前に鋭い当たりを飛ばし、ヒットを記録。続く3回の打席でもチャンスで再び、中前適時打を放った。ヌートバーは「素晴らしい経験。ずっと忘れない」と万感の思いを語った。
日系人選手で初めて侍ジャパンに入っただけに、注目度はかなり高い。終始フォローしているのは大谷で、メディア関係者は「かなり翔平が気を遣ってるから、孤立せずになんとかやっている」と解説する。
本来なら初戦でしっかり結果を残したヌートバーに、日本メディアはもっと質問を重ねたかったようだが、実はトラブルがあった。報道関係者はアキレ顔だ。
「試合後の公式記者会見にヌートバーが出席したのですが、なんと自由に質問できたのは1問だけ。そのまま代表が移動するバス乗り場にやってきましたが、取材はできませんでした。過保護とはまさにこのことですね」
その分、ヌートバーには、結果という形で貢献してもらいたい。