テレビ番組の企画で早稲田大学など6大学を受験、白百合女子大学に合格したことを明らかにしたのは小倉優子である。だが、前途は多難なようで、
「キャンパスが調布市内と自宅から遠く、幼い子供3人を抱えた小倉が朝8時過ぎからの授業に通学するのは大変でしょう。合格はしたけれど、入学するかどうかは五分五分とみられています」(芸能関係者)
白百合女子大はかつて高偏差値を誇ったが、最近の急降下ぶりは顕著だ。背景には女子大離れがあるといわれるが、それだけではないという。
「白百合女子大学の卒業生が相次いでバラバラ殺人の容疑者になったことが、少なからず影響しているとみられています」
こう話すのは、大学事情に詳しいジャーナリストだ。
殺人事件とはなんとも物騒だが、ひとつは06年に起きたエリート金融マンのバラバラ遺体が新宿区、渋谷区で相次いで見つかった「渋谷セレブ殺人事件」。もうひとつは、1歳の息子とともに行方不明になっていた新宿区内の女性の頭部が、15年に相模原市の墓地から発見された事件だ。全国紙社会部記者が言う。
「都内の高級住宅街に住むお嬢様は通常、小学校から高校までを白百合学園で過ごし、東大などの難関大学を受験します。白百合学園卒業生の高田万由子も港区虎ノ門の自宅から通学、東京大学へ進学しました。どちらのバラバラ殺人事件の容疑者も地方から東京に上京し、白百合女子大学に入学した美人社長令嬢でした。渋谷セレブ妻は夫のDVに悩んだ挙句に、ワインボトルで夫を撲殺したという犯行と、女優の小雪に似ている容疑者の顔を覚えている人がいるかもしれません。相模原の事件は、女子アナ志望だった家事手伝いの女がテレビ局関係者を装った男に騙され、三角関係のもつれの果てに男の交際相手だった女性の死体遺棄を手伝った。母親とともに行方不明だった子供の白骨遺体の一部はその後、川崎市の畑から見つかりました」
結果、男に対する免疫がない女子が都会に出て悪い男に引っかかるよりは、親の目が行き届く地元の四年制大学に進ませる傾向が、地方のお金持ちほど顕著になった。白百合女子大の人気が下落した背景には、そんな事情もあるのだ。
バツ2の小倉も自身の男運の悪さを自虐的に語り、バラエティー番組では、私生活でも交流のあるギャル曽根から「裏表のある見栄っ張りな性格」と暴露されたことがある。前出の芸能記者は「イヤな予感」がするという。
「早稲田大の教育学部を受験したかと思えば、白百合女子大や学習院女子大といったお嬢様学校を受験するなど、志望学部がバラバラ。小倉は将来、何を目指して大学受験したのかよくわからないのです。歯科医と再婚するなど上昇志向のある小倉がお嬢様学校に進学し、何か勘違いして変な男に引っ掛からなければいいのですが」
白百合女子大には発達心理学を学ぶ専攻もある。ゆうこりん、心理学を学んで男運の悪さを克服してもいいのでは。