テリー 細川さんはグラビアアイドルのスーパースターだったじゃない。今のグラビアアイドルを見て、どう思う?
細川 写真に撮られ慣れている感じはしますね。グラビアでは、それがいいところと、そうでないところがあると感じていて。
テリー さすがだな。最近は本当にグラビアを撮ることが定着して、人数もたくさんいるし「こういう顔をすれば男の人は喜ぶんでしょう」というのがわかっているよね。
細川 私たちの時代は、すごい緊張感があって、見せてはいけない部分が見えちゃうんじゃないかとか。今は見えてしまっていても、「あとで処理するから大丈夫です」って。
テリー 俺は復帰後の細川さんのグラビアを見て、何がすごいかっていったら、42歳になって、いまだに恥じらいの表情があるじゃないですか。手慣れてないというかさ。これがスーパースターたるゆえんですよね。
細川 そこは死守すべきだと思っているので、すごくうれしいです。
テリー 2月にラジオ(「テリー伊藤のフライデースクープ」ニッポン放送)に出てもらった時、帰り際に、細川さんと握手したんですよ。そしたらね、びっしょりなんです。汗がダラダラ出てるんだ。
細川 失礼しました。申し訳ありません。
テリー いやいや、そうじゃなくて。細川さんは芸歴が長いにもかかわらず、もちろん休養時間もあったと思うんだけど、それでもこんなふうに初心というものをすごく感じた。ファンの皆さんはそこを見抜いてるんだなって。お子さんがいて、細川ふみえの繊細さというか、不器用さというか、そういうのを感じ取っているファンの方々はたくさんいると思いますよ。
細川 ありがとうございます。
テリー これからの夢は何ですか。
細川 実は7月5日についにライブをやったんです。中身は朗読と歌。1部と2部の構成にして、1部はお母さん方にお子さん連れでどうぞ、ということで来ていただいたんです。私が子育てしている中でつらかったのは、小さな子供と一緒に楽しめるイベントがあまりなかったことなんですよね。未就学児はご遠慮くださいっていうものばかりで。
テリー じゃあ今後も、そういう親になった人たちにも届くことをやっていくんだね。
細川 はい。8月にも考えています。
◆テリーからひと言
育児に一生懸命な細川さん。だけど、親子関係が密着しすぎてるようなのが少し気になるな。子供とのいい距離感のためにも、早く新しい男性を作ってみてよ。