先週、侍ジャパンが14年ぶり3度目の世界一に輝きましたね。学生時代に3年間、東京ドームや神宮球場でビールの売り子のアルバイトをしていたこともあり、野球観戦は大好きなんですけど、準決勝も決勝戦も朝からハラハラ、ドキドキ。最後まで諦めないプレーを見て、元気と勇気をたくさんもらいました。
世界一、本当におめでとうございます!
優勝という意味では、先日、ボートレース下関(山口県下関市)で開催された「ヴィーナスシリーズ第23戦 北九州下関フェニックス杯」(3月13日~18日)で、19年にデビューした124期の高憧四季ちゃん(大阪、A2級)が初優勝を飾りました。
下関は私が初優勝した思い出のレース場でもあるのですが、私はデビュー4年2カ月で初優出&初優勝。四季ちゃんはデビュー3年10カ月で、しかも今回が9度目の優出とのこと。
見た感じはフワッとした印象に映るかもしれませんが、レースぶりから芯の強さが伝わってきて、とっても上手だな、と思ってレースを見ていました。
その四季ちゃんが今週、ボートレース住之江(大阪府大阪市)で開催されるGIII「オールレディース 第34回アクアクイーンカップ」(4月1日【土】~6日【木】)に出場します。
昨年は地元住之江で4節走って3節連続で優出、年末のGIII「クイーンズクライマックスシリーズ」(12月26日~31日)でも準優勝戦に進出している得意の舞台。今回も、どのコースからでも舟券に絡むオールラウンダーの走りで、盛り上げてくれると思いますよ。
続いては【お嬢への質問コーナー】です。
Q.「コロナ禍による入場制限もなくなり、暖かくなってきたので、今春、ボートレース場初体験の妻を誘って東京で生のレースを観戦したいと考えています。お勧めの場を教えてください」(福島県・Fさん)
A.まず、私の実家のそばにある多摩川ですが、2マーク付近の芝生で観戦するのもいいですね。私が学生の頃はまだなかったのですが、芝生がとてもキレイですし、どの場でも水面際のほうが波しぶきやモーター音を体感できるので、楽しんでもらえると思います。
平和島は、複合型アミューズメント施設「BIGFUN平和島」もいいですね。ボートレース以外に天然温泉やカラオケなども楽しめて、いつも家族連れで賑わっています。私は夏の練習後に1人サウナをしていました(笑)。
江戸川は風の影響を非常に受けやすく、晴れていても中止になることがあるので天候には特に注意してもらいたいのですが、観戦後にカレーというのはどうでしょう。実は、最寄りの船堀駅周辺はカレーの激戦区なんですよ。私は南インド料理店「ゴヴィンダス」に興味津々です。
富樫麗加(とがし・れいか):1989年11月8日生まれ。東京支部所属。112期。A2級。13年のデビュー後、白百合女子大卒のお嬢様レーサーとして一躍人気者に。17年5月、ボートレース下関で行われた「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝。21年3月、ボートレーサーの今泉友吾選手と結婚。