昨シーズン、巨人1軍投手チーフコーチに昇格するも、オフには「ファーム総監督」なる「謎の名誉職」に配置転換された桑田真澄氏の手腕について、原辰徳監督が厳しく「論評」した。
巨人党のフリーアナ・徳光和夫のYouTubeチャンネル〈徳光和夫の人生ジャイアンツ【日テレジータス公式】〉で3月29日に公開されたのは、2月の沖縄キャンプ中、特設ステージで開催されたトークショーの模様だった。
「去年、那覇の笑顔も6月7月まで続いたんでありますけど、8月になりましてから那覇が曇り空になっちゃって…」
徳光が昨季の巨人の体たらくを毒っ気たっぷりに表現すると、原監督は次のように言い放ったのである。
「若い選手が初勝利を挙げたという点においては、いいものも残ってますけれども、本当にいい選手なのかどうかはですね、1勝目じゃなくて2勝目、3勝目、4勝目なんですよ。(中略)昨年の成績で誇れるものは、投手陣にはないですね。ひとつあるとするなら、大勢という選手が堂々とルーキーイヤーの中で戦ってくれた。これは非常に良かったと。あとは何も誇るものはありません」
昨シーズンの巨人には、プロ初勝利を挙げた投手が8人も誕生した。これは投手コーチの功績だとする声があったが、原監督にとってはとるに足らないことだった──。
バッサリと斬り捨てられた桑田ファーム総監督は、やはり降格されたのだと明らかになったのである。
(所ひで/ユーチューブライター)