X JAPANのYOSHIKIが結成したロックバンド「THE LAST ROCKSTARS」の活動が、すっかり萎み始めている。
同バンドは昨年11月11日に日本から世界を目指すロックバンドとして、YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIの4人で結成。世界3大音楽レーベルのひとつであるユニバーサルミュージックグループと契約を結び、今年1月から2月には東京、ニューヨーク、ロサンゼルスの3都市を回るライブツアーを成功させた。ところが音楽ライターが言うには、
「海外ツアーに集まったのはほぼX JAPANやL’Arc~en~Cielのファンで、いわば同窓会のノリ。アメリカ人などはむしろ、オープニングアクトで登場した日本のガールズ・ロックバンド、BAND-MAIDに熱狂していたほどです」
そんなツアー後のYOSHIKIの動きはというと、2月23日に米スタンフォード大の特別公演に登壇し、世界のエンターテインメントについて講演。自身がプロデュースするボーイズグループに曲を書き下ろすなど、精力的に活動しているようだ。
「今後も『THE LAST ROCKSTARS』のライブ活動が予定はされているようですが、現時点で全く発表されていない。一部の熱心なファンを除いて、すでに『お腹いっぱい』の状況や、YOSHIKIのますますの多忙ぶりを考えると、このまま話題先行の一発屋で終わってしまう可能性はあるでしょう」(芸能ライター)
新バンドで「世界の市場を切り開く」としていたYOSHIKI。その本気度が試されるのはこれからだろう。
(ケン高田)