サッカー女子の「なでしこジャパン」は4月11日、(日本時間12日)にデンマークのオーデンセで同国代表と対戦し、0─1で敗れた。
日本は序盤、デンマークのセットプレーなどからゴールに迫られたが、なんとか無失点でしのいだ。しかし後半78分、南萌華のヘディングによるバックパスがまさかのオウンゴールとなり、惜敗している。
親善試合とはいえ、なんともお粗末な結果となったが、幸か不幸かこの醜態が大きな話題にならないのが、現在のなでしこジャパンの一番の問題点と言える。スポーツライターが語る。
「なでしこジャパンは2011年のW杯で優勝し、国民栄誉賞まで受賞。日本中に旋風を巻き起こしました。しかしその後は世代交代が進まず、東京五輪は自国開催にもかかわらず、準々決勝で敗退。最近は話題に上がることがほぼなくなり、選手自身がSNSを使って必死に応援を求めるほどです。男子代表とは大きな差がついてしまいました」
なでしこ絡みで最近、メディアを賑わせたものといえば、丸山桂里奈の出産ぐらいだろう。それにも話題性で負けてしまった選手の奮起を期待したい。
(ケン高田)