芸能

明石家さんまが「犯罪発生率1位」の東京・千代田区にビル一棟買いで住む理由

 明石家さんまが4月19日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)で、自身の住まいについて語った。テーマは、首都圏で不動産価格が高騰する中での「失敗しない家の選び方」。東京・千代田区でビルを丸ごと買い取り、リフォームして住んでいると明かしたさんまは、

「何十年、犯罪がないところに住んでる。警察がウロチョロしていて。皇居守らなアカンし、議員会館なんかもあるから」

 そう言って、千代田区の治安の良さを力説したのである。ただしこの千代田区、実は警視庁が公表している21年度の区町村別犯罪件数データによれば、人口約6万7000人に対し犯罪件数は1856件。犯罪発生率は23区内ワーストなのである。不動産関係者に事情を聞くと、

「千代田区は昼間の人口と夜間人口に大きな開きがあるため、実際に住む夜間人口で計算する犯罪発生率で、悪い数字が出るのは当然の話。このデータに引っ張られて、引っ越し先を選ぶ際に避けてしまう人が多いようです。昼の人口を合わせて計算すると、治安の良さで上位に来ますね。東京駅や秋葉原駅といったターミナル駅周辺は犯罪発生件数が多少増える傾向にあるものの、そのほか半蔵門や麹町などの皇居周辺は、さんまさんが言うように、セキュリティー面で厳重だと言えます」

 さんまの不動産を見る目は確かなようだ。

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