女の敵は女──。
不思議系キャラで売り出し中のミュージシャン、あのが4月18日の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)に出演。カップル成立企画「ラブマゲドン」で、お笑いコンビとろサーモン・久保田かずのぶと両思いカップルになった。久保田は43歳、あのは年齢非公表だが「年の差カップル」であることに間違いはないだろう。
久保田は自身のSNSで、あのに指名されたことに触れて「夢があるよな」と、まんざらでもない様子。久保田のファンや、おっさんユーザーは盛り上がっている。芸能記者が言う。
「カップル成立の理由として、久保田が億ションを買ったばかりで、あのが『将来も安泰かな』と話したことが挙げられますが、これがマズかった。『あざとさ』を感じ取った女性視聴者によって、放送中からネット掲示板が炎上しました」
auのCMで演じた「あまのじゃ子」の演出が視聴者から不評を買っていることは本サイトでも取り上げたが、前出の芸能記者は、あのの今後の芸能活動への影響を懸念するのだ。
「中学校時代にいじめ被害に遭い、不登校を経験したとカミングアウトしているキャラクターは、少年少女が性的搾取されているとして社会問題化した『コンセプトカフェ』で働く、メンタルを病んだ子達と被ります。これまでも女性視聴者の反感を買ってきた『ロンドンハーツ』ですが、コンカフェの構図と同じ、カネを持っている中年と不登校キャラのカップリングはまずかった。子供を持つ母親はもちろん、リアル社会で校内の問題児を冷ややかに見ている女子中高生が、拒絶反応を起こしました。過去にはドラマ『ポケベルが鳴らなくて』で中年男性に依存する頼りなさげな少女を演じた裕木奈江が、女性視聴者からのバッシングで日本にいられなくなり、渡米しました。あのの過剰なキャラ作りが、本業の音楽活動にも支障をきたさなければいいのですが」
深傷を負う前に、そろそろ本業に戻った方がいいのでは。