お笑いタレント・とにかく明るい安村が、イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴッド・タレント」に出演した。安村をブレイクさせた「安心して下さい。穿いてますよ」という一連のネタを英語で披露し、拍手喝采を浴びたのだ。安村は後日、自身のSNSで「人生で一番ウケた」と感激を記した。
その様子はYouTubeチャンネル〈Britain`s Got Talent〉で公開されている。ガウンを脱いでパン一になった瞬間、手元の原稿や手で視界をふさぎ、露骨に拒否反応を見せる女性審査員。ところがネタが始まるや、大爆笑である。もう大歓迎とばかりに「パーンツ!」とコールする姿まで見せたのだ。お笑い関係者がこれを評する。
「大爆笑をさらったポイントは2つ。セリフ量が少ないネタ構成と、サッカー選手、競馬騎手、ジェームズ・ボンドなど、イギリス人に馴染みのある演目を用意したことにあるでしょう」
このお笑い関係者以上に安村の成功を喜んだのは、実業家の堀江貴文だった。自身のYouTubeチャンネル〈堀江貴文 ホリエモン〉で、
「小島よしおくんとか、ハンバーグ師匠(スピードワゴン・井戸田潤)とかですね、頑張ってほしいなあ~。『そんなの関係ねぇ!』って世界で活躍してくれるんじゃないかなって思いました。ハンバーグもみんな食べると思うんで、『ハンバーグ!』って言うだけでも、メッチャ面白いと思うんですよ。やってくれないかな、師匠…」
安村に続けとばかりに別の芸人の名前を挙げ、エールを送ったのである。
「優秀な人材の海外流出は、なにも野球界に限らず、お笑い界にも迫っているのでは…」
先のお笑い関係者はそう言うのだが…。
(所ひで/ユーチューブライター)