病院のベッドの上で、鼻の下に経鼻チューブを通した痛々しい姿。電動自転車で転倒し、肋骨3本を折る重傷を負ったのだ。それから2カ月──。
元気になった様子を自らのYouTubeチャンネル(5月10日更新)で見せたのは、故郷の台湾で過ごす「元M字開脚タレント」インリンだ。人生初の救急車を経験したのだが、事故直後は「もう終わったな…」と思ったという。
なぜそんなことになったかといえば、歩道から車道に差し掛かる緩やかな坂道で電動自転車を跨ごうとしたところ、バランスを崩して「あっ、転ぶ!」と。その瞬間、電動自転車を前方に手放し、自身は後方に倒れた。その際、ちょうど真後ろに電柱があったために、思い切り激突したのである。
呼吸もままならず、折れた肋骨が「ポキポキ」と音を立てて動いていたというから、聞いているだけで痛くなってくる。インリンが回顧する。
「車道ではなく、歩道で転んだことは、不幸中の幸いだったのかなと思います。車道だったら、後ろから車やバイクがどんどん来ていたので…」
これまた、聞くだけでゾッとする体験なのである。
(所ひで/ユーチューブライター)