あなたはホテルに宿泊する際、ベッドシーツを「剥がす派」か、それとも「剥がさない派」か──。
これは「ワイドナショー」(フジテレビ系)でも取り上げられた問題だが、ホテルではベッドの掛け布団シーツがマットレスの間にぴっちり挟み込まれている。そーっと隙間から間に滑り込むのか、それとも大胆にベリッと剥がすのか、という二択が世間の関心事になっているというのだ。
「すぐに剥がす」(フリーアナウンサー・豊崎由里絵)、「布団に入ってから足でガシガシする」(ロンブー淳)、「足の裏が熱くなるので必ず剥がす」(芸能リポーター・長谷川真紀子)など、対応はマチマチだ。
「ワイドナショー」では、MCの東野幸治がアシスタントの渡邊渚アナにこの話題を振ると、こんな大胆な答えが。
「とりあえず全部、剥がす。その下のマットレスもシーツまで剥がして、その下にトコジラミ(南京虫)がいないか、チェックします。噛まれたことはないですけど、怖いので…。トコジラミは海外では多いので、海外旅行ではトコジラミマップを見てからホテルを予約します」
なんと、シーツを剥がす理由は独特だったのだ。だが、海外の話と安心するのは早い。
「最近のインバウンド急増などにより、国内でも10年ほど前から、保健所などにトコジラミ被害の相談が増えています。トコジラミに噛まれると、強いかゆみを引き起こす。何度も噛まれると体内に抗体ができ、不眠症などの症状に繋がることもあるのです。ちなみに今のところ、日本ではトコジラミマップは作られていません」(医療関係者)
成虫は5ミリから8ミリ程度で、卵は1ミリほど。見えない敵の対策には、ナギパイのように、マットレスまでチェックする厳戒体制が必須になりそうだ。