20代女性への「下半身暴行」の疑いで、警視庁から事情聴取を受けことがわかった西武・山川穂高が、思わぬ「賠償」を背負う可能性が浮上した。
この一件が報じられた5月11日は、山川が参加したWBCのドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」の製作発表、そして6月2日に公開するとの正式発表が重なった日だ。
「おしゃべりが大好きな山川は普段からカメラの前でもおどけるなど、高いコミュ力を見せつけています。ですが、自らの大失態で事前プロモーションが全くできない状況となり、映画関係者からは『興行収入に大きく影響するのでは』との懸念が絶えないのです」(球界関係者)
懸念や心配だけで済めばまだいいが、山川が今後、起訴された場合は大きな代償を強いられることとなる。映画関係者が顔をしかめて話す。
「映画公開が延期になったり、あるいはお蔵入りになれば、山川個人が損害賠償をしなければならない可能性が出てきます。今季年俸2億7000万円と高給取りとはいえ、134劇場で上映するため、仮に全額を差し出しても全くカバーしきれない。その上、球団と契約解除となった場合、破産するほかないのでは…」
過去にも薬物関連や女性への暴行などで逮捕、起訴されて映像作品がお蔵入りとなったことで、巨額の代償を支払った芸能人はいる。山川も同じ道を歩むことになるというのか。