WBCで侍ジャパンの前ヘッドコーチ・白井一幸氏が、コンプライアンス違反を犯して、選手を会食に連れ回していたことが明らかになった。
これを報じた「週刊文春」の記事によれば、白井氏は日本ハムのコーチだった時に、チームルールから逸脱して大谷翔平ら選手をタニマチに紹介し、飲食を繰り返していた。2017年4月30日には、家族と食事をしていた中田翔のテーブルにタニマチを引き連れて乗り込み、サインや写真撮影を強要したという。
「ソフトな語り口と軽妙なトークで、北海道では解説者として人気が高いのですが、お節介で時に調子に乗りすぎてしまうクセがあります。タニマチ付き合いも広く、彼らの要望に応えるために、有名選手にサインボールをおねだりすることが、以前から多々あったようです。5~6年ほど前からそういった白井さんの悪行は、関係者の間で知られていましたよ」(スポーツライター)
お騒がせ行為はこれだけにとどまらない。報道によれば、白井氏は2013年にインテリアデザイナーとの不貞が発覚。長きにわたる離婚調停を経て、前妻と2021年2月に離婚が成立すると、すぐさまそのインテリアデザイナーと再婚してしまったという。次々と出てくる醜聞だが、白井氏は7月1日付で、ジャニーズ事務所の社外取締役に就任することが決まったばかり。スポーツ紙デスクが言う。
「ジャニーズの幹部や所属タレントに白井氏が研修とコーチングを行って、旧来の体質を変えていくことを目的に依頼されたといいます。しかし今回の報道を受けて『こんな講師の研修を受けたくない』というタレントが出てきそう。就任前からとんだ事態になってしまいました。就任を依頼したジャニーズも赤っ恥でしょう」
ジャニーズ事務所は社外取締役就任を依頼する相手を間違えていないだろうか。