テレ東旅番組の中でも「最もルールがおかしい」と言われるのが、お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也がメインを務める「ザキヤマの街道歩き旅」だ。テレビ誌ライターが語る。
「以前の街道歩き旅は、街道に沿ってただひたすら歩き続けるルールでした。ところがザキヤマがメインになった時にルールが変更され、旅の資金の範囲内であればバスを利用できるようになった。するとバスばかり乗って徒歩が減り、『あれでは街道歩き旅ではなく街道バス旅だ』と批判が上がりました。ファンは出演者が大変な思いをして、やっとのことでゴールする姿が見たいわけです」
そんな視聴者の声が届いたのか、7月8日に放送された第6弾ではルールが変更され、バスの利用が「1日1回」に制限された。これにより、どこでバスを使うのか戦略性がアップし、ザキヤマたちは厳しい旅を強いられることに。望まれていた本来の街道歩き旅に戻ったのである。
しかし、前出のテレビ誌ライターは続ける。
「バス利用の『1日1回』ルールは第6弾だけかもしれません。というのも、第6弾はスタートからゴールまで50kmで、いつもの80kmと比べかなり短い。50kmでバス乗り放題にすれば、あっという間に旅が終わり尺が不足してしまう。そのために利用回数を1回にしたということも考えられます」
第7弾はどうなるのか。