放送前から旅番組ファンをわくわくさせていた「ザキヤマの街道歩き旅3」(テレビ東京系)。というのも、テレ東の旅番組としては異例の前後編で、7月9日と16日の2週にわたって放送されるからだ。
7月9日の前編が放送された今、放送内容からなぜ2回になったのかを推測する動きが。テレビ誌記者が解説する。
「真っ先に考えられるのが、撮れ高がよかったのではないか、というもの。1時間半では放送しきれないほど面白いシーンがあったので、2回にしたというものです。ただ、前編を見る限り、それはなさそうなのですが(笑)。次に可能性としてあるのは、ロケ1日目と2日目でゲストが違うので放送日も変えた、という説です。ただ、過去の他の旅では、ロケ日によってゲストが違ったことがありますが、放送日を分けることはなかった」
さらに、歩く街道が「中山道」と「北国街道」の2つなので分けたのではないかという説もあるが、どうやら理由は「街道歩き旅」そのものにあるのではなさそうで、
「そこで指摘されているのが、本来放送する予定だった番組が何らかの理由でオンエアできなくなったので、穴を埋めるために2回に分けたというものです。放送できなくなった番組として挙がったのは、田中要次と羽田圭介の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』なんです」(前出・テレビ誌記者)
ほぼ3カ月おきに放送されてきた「バス旅Z」は、今年1月を最後に放送されていない。最新回が7月16日の予定だったが、中止になったのでは、と考えられているのである。
「『バス旅Z』は今、難しい状況を迎えています。次で失敗すれば、田中と羽田はクビになる。ルート設定は慎重になるでしょう。なかなか決まらずにロケが延期になり、放送も先送りになったと考えるファンもいますね」(前出・テレビ誌記者)
真相や、いかに──。